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中山 史子 (なかやま ふみこ)
税理士
1998年、明治大学商学部卒業。2000年、税理士合格。会計事務所勤務を経て、2002年に税理士法人タクトコンサルティングに入社し、相続税、所得税の申告から、組織再編成、事業承継、国際相続といったコンサルティング業務まで幅広く従事し、2021年退社。2022年に税理士法人ゆいアドバイザーズの社員に就任。主な著作等に「はじめての国際相続 その着手と実務」(清文社 2022年)、「 令和時代の必須スキル国際相続の基礎知識」税理士新聞連載 (エヌピー通信社 2020年~全20回掲載)、「Q&A国際相続の実務と国外転出時課税」(共著、日本法令2019年)、「Q&A海外に住む相続人がいる場合の相続税のポイント」(共著、日本法令2018年)がある。
「国外転出時課税」をテーマにしたセミナー、とても解り易く理解が深まりました。ありがとうございました。講師は、前回「非居住者」セミナーから引き続き中山史子先生。レジメはシンプルですが、網羅的に説明されているものなので復習にも最適です。今後、相続の場面でも「非居住者」の論点は増えると考えますので、このテーマについて知識を深めておきたいと思います。
非居住者の所得税は繁忙期にたまにしか出てこないので「あれ?」と思う事が多いです。判定の順序や申告書や納付書の記載方法も講義して頂き今後の参考になりました。国外転出時課税は「転出時に課税される」という漠然とした認識しかありませんでしたが、様々なケースや対処法を学べて勉強になりました。
国外転出時課税について、まとまったご講義を受けたのは初めてでした。所得計算をする際の時価の定め方が特殊なのですね。実際の計算ではかなり困難が伴うように思われます。担保提供資産の範囲についても理解できました。ただこの制度を適用した申告を周りで聞いたことがなく、どれ位実際に機能しているのか興味があるところです。
税理士事務所を借りる時に、貸主が居住者か非居住者か考えた事がなかったです。今後は、お客様が事務所や事業所を借りる時に契約者をきちんと確認する必要があるという事をアドバイスしたいと思います。国外転出時課税に該当する案件にあたった事はないですが、国外に出る時、相続の時にはよく確認する必要がある事を痛感しました。
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